時間価値曲線[2020-09-18]

VIX指数 オプション

9月限が抜けた後、再度株は崩れだしたが、VIX指数にはそれを追いかけるような雰囲気はない。
期間構造を見ても、頂点の座はあっさり10月限から11月限に移行。
それに呼応するようにオプション10月限の時間価値は、この一週間で大きくすり減らした。
とはいえまだ先物10月限は30台で、逆に言うと多少のマーケットの荒れは吸収できる水準。
ここから20台を駆け下りるには、株の調整が完全に終わり、また上へ上への展開にならないと難しいだろうが、VIX指数が再度30台半ばから後半、あるいは40台と攻めるほどの崩れも期待しにくい。
となると、先物の水準こそ30だが時間価値は漸減、というこの展開も納得がいく。

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