株の崩れ度合いとは裏腹に、VIX指数はさほど盛り上がらず終値で30台に載った日は一日もなかった一週間。
先物の時間価値曲線も、期近こそ先週に比べて頂点は右にずれてはいるものの、時間価値は順調に削れてきている。
頂点が10月限ですら30を超えているのは、何が起きても淡々と受け止める準備が市場にできている状況と言え、ある意味安心感がある。
ナスダックのハイテク・グロース株を中心にした今回の調整でも、パニック的な要素があまり見られないのは、まあ、そうでしょうね、という受け止めが大半、ということでしょう。